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女性ならではの人間関係

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女性の人間関係と男性の人間関係の違い
女性が仕事をする上では実際の仕事内容の他に、職場での人間関係の悩みがつきものです。人間関係という悩みは女性特有のものというわけではありませんが、男性が職場で明確な社会的地位を中心にするのに対して、女性は職場と同様に家庭がという場も中心となってくるため、社会的地位が男性ほど明確でないことがあげられます。そのため、周囲の同性と自分を比較することで自分の立場をクリアにしているとも考えられます。

ここでは、

①同期の女性との関係
②+2、3歳の女性との関係
③いわゆるお局様との関係

の三点に焦点をあてて、それぞれの女性達とのうまい付き合い方を考えてみたいと思います。


女性同士、どのように付き合えばいいの?
職場といっても特別な場所ではありません。学校やサークルなどの場所で同い年、年上、年下の女性と付き合ってきているのと大差があるものではありません。ただ、学校やサークルの場で付き合うのと違うのは、職場は人の好き嫌いと関係なく仕事をしないといけないという点です。そのため、苦手な人ともあたりさわらずで付き合っていくことが大切になってきます。

年齢の上、下に関わらず、人間関係の上で最も基本になるのは「あいさつをする」ことです。これだけ聞くと、まるで小学校の道徳のようですが、これが人間関係の土台をつくることを意識しておくとよいでしょう。あいさつの対人関係上の意味は「あなたがそこにいることを私はわかっていますよ」という存在認知のサインです。

1.同期
同じ時期に入社し、年齢が最も近い同期は、関係がうまくいけば心強い味方になりますが、うまくいかなくなると大変な相手です。
女性なら誰しも、入る・入らないは別にしても、女の子同士の仲良しグループに遭遇したことがあると思います。一見仲がとても良いように見えてささいなきっかけで崩壊するのを経験したり目の当たりにしたことは女性なら誰しもあるのではないでしょうか。

アドラー(Adler,A.)という精神科医は性格形成の一つの要因として、「きょうだい」と性格との関係をあげています。「きょうだい」関係について様々な研究がありますが、親の関心や愛情をめぐってのきょうだい間の「競合関係」の研究では、年齢が離れていればそれほど激しい競争にならないけれども、年齢が近いほど激しい競争になるとされています。三人兄弟だと、長子と中間子、中間子と末子では競争が激しいけれども、長子と末子では競争が起こりにくいとも言われます。これらのきょうだい間の葛藤のことは「同胞葛藤」と呼ばれますが、最も同胞葛藤が強いのは年子のきょうだいや双子だといえるでしょう。
これと同じように、同期のように年齢が近いほどお互いのライバル意識も強くなることを覚悟しておいた方がよいでしょう。

強すぎる自己主張は反感をかいやすいことを知りつつも、常に全員に好かれなくてもよいということを頭においておくとよいかもしれません。会社では会社での人間関係と割り切るのも一つの手です。

2、+2、3歳
同期のところで説明したきょうだい関係に置き換えると、2、3歳離れた姉といったところでしょうか。2、3歳離れた姉が、実際の年齢が上なので揺ぎ無く「姉」であり、いろんなことが妹よりもできるけど、実は歌は妹の方がうまいなど、領域別で考えると全ての面で姉が妹に勝っているわけではありません。同じように、自分より2、3歳位年齢が上の先輩は経験量は揺ぎ無く多いけれども、分野によってはキャリアにそれほど大きな違いがあるわけではないという微妙な関係にあります。

時には、先輩の言っていることが間違っていることもあるかもしれません。そのような時にもすぐさま反論せずに、まずは、相手の話をよく聞いた上でおうかがいをたてつつ、少しずつ主張していくことが大切です。先輩は自分よりも経験のある「先輩」だからです。もちろん、こちらが間違えたら反発などしないで、素直に謝る姿勢が基本になります。

女性同士の関係に大きく影響するものの一つとして服装や持ち物があげられます。モノには人とのバランスがあります。仕事の場面で明らかに地位が上の人と下の人で持ち物が逆転しているというのはやはりバランスが悪いものです。特に女性は外見に対して敏感なので、職場の女性全体を見渡し、妹としての自分の立場を見極めた悪目立ちしない服装をするのがよいようです。


3、お局さま
これまで、同期、2、3歳上の先輩との関係についてきょうだいを例にして説明してきましたが、ここで出てくる「お局さま」は「きょうだい」という関係ではくくれない一線を越えた存在です。

一般的に年齢が高くなった、独身女性をが「お局さま」のイメージですが、途中で退社することもなく、その職場でずっと仕事を続けキャリアを積み、仕事もできる一目おかれる存在だからこそのお局さまです。人生の先輩ともいえるでしょう。

そんなお局さまとうまく人間関係を築くには、年上として尊重し、わからないことは自分から聞いて教えてもらうという姿勢をもつことです。

自分との年齢の差の大きさにもよりますが、年齢差が大きくなればなるほど、自分とは全く別の人間だという意識をもっておくことも大切です。数年年齢が違うだけで、子どもの時に見ていたアニメや学生時代に流行していたファッションも違うはずです。お局さまとなれば、全く何も共有できないこともあるかもしれません。自分が当然と思っていることが通じないこともあるかもしれませんが、自分と違う意見は違う意見として受け入れる余裕をもつのがよいようです。

今の自分の10歳、20歳年下の人と関わることを考えると、何を考えているのかわからないな・・・大変そうだな・・・と思いませんか?お局さまにとっても、あなたは同様な存在なのです。


退社してからも続く女性同士の人間関係
これまで仕事上での女性ならではの人間関係をあげてきましたが、このような人間関係は結婚してからも、退職してからも続きます。自分のこと以外の、例えば夫の収入や子供の成長の早さ、で競い合うなど・・・

これらに共通して言えることは、ありのままの自分が生きていないということだと思います。成長していく中で人と競争したり比べることによって自分のアイデンティティを確立していくことは正常なプロセスですが、いつまでもそのやり方だと疲れてしまいます。

自信には二つの種類があります。まず、一つ目の自信とは資格ととる、営業成績はトップ、TOFLEで○点、××大学卒、△△に留学など、物事の達成や他人と比較することで得られる「自信」のことです。世間一般的に使われる「自信」を同じ意味です。では、もう一つはどのようなものでしょう。二つ目の自信とは自分の感じていることを考え、自分の振る舞いを信じられる「自信」のことです。人間関係の中で競争などで疲れてしまった時には、一度この二つ目の「自信」を振り返ってみるとよいでしょう。


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